日本は財政破綻するのか①

全国的にコロナ感染者数がじりじり増加していますね。20代から30代の感染者が多いとのことですが、今後の死亡者数や重症患者数の推移など良く見ていく必要がありそうです。

さて、このコロナ禍に対し、国としては、例えば国税では、納税の猶予制度やテレワーク等のための設備投資税制など、また、経済産業省では、家賃支援や持続化給付金など、様々な経済対策支援措置が予算計上され、歳出のため国債が発行され、財政赤字が膨らんでいる状況です。

現状の普通国債残高は、財務省のHPにデータがあり、以下の通りじりじり増加し、令和2年度末には約932兆円を見込み、ご丁寧に国民一人当たり換算で約743万円ともあります。

財務省の他の頁には、以下の通り、日本は主要先進国の中でも債務残高対GDP比率が最も高い水準にあり200%を超えているなどと記載している頁があります。

昨年世間をにぎわした老後資金2,000万円問題などから資産運用に興味を持ち、これから資産運用を始めようと考えている方が無料の怪しいセミナーなどに出ると、まず、このようなデータを見せられ、日本の借金がどんどん増えており、日本は危ない破綻する、日本の低金利の銀行に預けていても危ない、しかも雀の涙ほどの金利しかつかない、預金封鎖もありうるなどと煽られ、高利回りをうたう海外の投資商品・不動産などを紹介されることがあるかと思います。
そっかー、日本は危ないな、よしっ、海外投資するか、ではなく、まずは果たして日本は破綻するのかという点について冷静に考えてみたらどうでしょうか。それから投資商品の内容を理解し、ありと考えるのでしたら、それもありかと思います。とはいえ、私でしたらよくわからない海外投資案件には手は出しませんが。
それはそれで、まず、日本が破綻するかについて私も気になるところなので、学術的な観点からは検討できませんが、素人なりに直感的な部分でいろいろ調べて考えていこうと思います。過去、日本も色々ありましたし、破綻している国もありますので、過去との比較から考えていこうかと思います。

次回へ続きます！一歩一歩前へ！